助けて!成田空港から出られましぇん!インド旅㉒

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到着ロビー画像

こんにちは、tabizuma(タビズマ)です。

まずは、台風被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます。

tabizuma(タビズマ)がインドから帰国したのは、9月9日台風15号が関東に直撃した日でした。

あの日「陸の孤島」となった成田空港で経験したことを記録に残しておこうと思います。

無事に帰国したはずが……

予定通りにインドを出発した飛行機は、予定通り13時頃に成田空港に到着しました。

通常通りイミグレを抜け、荷物を受け取り、羽田空港に移動するためにバスチケットのカウンターへ向かいました。

めっちゃ混んでる……

そして、バスチケットのカウンターへ目を向けると、クローズしていました。

どうやら台風の影響で、高速道路が通行止めになっているらしい。

現場にいると情報が不足します。その時のtabizuma(タビズマ)にも、そのくらいの情報しか入って来ませんでした。

既に予約しているフライトはどうなる?

tabizuma(タビズマ)は北海道の地方都市に住んでいるので、成田空港から羽田空港へのリムジンバス(日付指定のみ)と、羽田空港からのフライトを予約しています。

リムジンバスのカウンターがクローズした状態で、溢れる程の人が待っています。フライトに間に合うように羽田へ移動するのは不可能だと感じました。しかも地方都市へのフライトのため、予約していた16:55発が最終便でした。

今日中に帰るのは無理だ。

旅行会社は対応してくれるのか?

今回はツアー参加だったので、とりあえず空港内の旅行会社のカウンターへ相談に行きました。

ちなみに、現地集合・現地解散のツアーなので、添乗員はいません。

旅行会社のカウンターでは、「こちらでは何も対応できません。自力で帰ってください。その際に発生した追加料金は、旅行会社で保証できるかわかりません。」

旅行会社は助けてくれません(笑)

予約便の変更は航空会社のカウンターへ

航空会社カウンター前

航空会社のカウンターへ行きました。

こちらも、すごい行列!!

1時間半程度並んで、フライトを翌日に変更してもらいました。

もう一度書きます。現場にいると情報が不足します。そして、間違った情報も流れます。

tabizuma(タビズマ)の前に並んでいた人は、「道路が復旧したようなので、お客様は羽田へ移動していただければ、本日中に〇〇へ行くことができます」と説明を受けていました。

そのやりとりが聞こえていたtabizuma(タビズマ)は、羽田空港へ移動してから、その周辺のホテルに泊まろうとブッキングコムを検索したりしていました。

バスも電車もタクシーも……

道路が復旧したという情報を信じて、リムジンバスのカウンターへ戻ってみました。

相変わらず、カウンターはクローズしたまま。

そして、さっきより、めっちゃが混んでるー!!

バスチケットが無駄になるけど、電車で羽田に行こうかな。

電車の方へ行くと、全線運休。

ここで初めて、通行止めになっているのは高速道路だけでは無いのだと、気が付きました。

コンビニが閉店?

電車の乗り場のサンクスがシャッターを下ろしていました。

へ?

tabizuma(タビズマ)はことの重大さに気が付きます。

慌ててまだ買い物ができるコンビニを探しました。

空港内では、到着ロビーに流れる人の数を調整するためか、それとも節電のためなのか、エスカレーターが所々止まっていました。

海外旅行用の大きなスーツケースを抱えて、必死で止まっているエスカレーターを降りたり上ったり。

一応タクシー乗り場も確認しましたが、タクシーがいないのに、恐ろしい数の人が並んでいました。

食料・飲料を確保せよ!

ローソンが開いていましたが、お弁当やおにぎり、サンドイッチもパンも、商品棚はすでに空っぽでした。

商品棚画像

ドリンクコーナーも、ほぼ空っぽでしたが、幸運にもお茶が数本残っていました。tabizuma(タビズマ)はそのお茶を2本購入して、飲料を確保しました。

空港内のカフェやレストランは、全席埋まっていて、長い行列ができています。食事が終わっても、お客さんは店を出ませんので、回転はしていません。

羽田空港は空弁など軽食の販売店が豊富なのに、成田空港では意外と少ないということに改めて気が付きます。

tabizuma(タビズマ)はマックの行列に一時間ほど並び、食料も確保しました。並んでいる間も、材料が尽きて販売を停止してしまうのではないかとヒヤヒヤしていました。

知ってた?成田空港のシャワーブース

インドで観光をして汗だくになり、スコールでずぶ濡れになり、そのまま深夜便に乗って成田まで来たのですから(笑)

シャワー浴びたいよねー。

成田空港にはシャワーブースがあるんです。

tabizuma(タビズマ)はマックで並ぶ前に、シャワーブースに行ってみました。

この日はどこも人で溢れています。シャワー利用は2時間待ちでした。

シャワーの予約をしてから、その待ち時間にマックの列に並んでいたのです。(←めっちゃ効率良い!)

替えの下着がないので、無印で靴下やブラつきタンクトップを購入(パンツの替えは一枚残ってた!)。のつもりが、買ったのは普通のタンクトップでした(涙)

シャワーブースに戻ると、閉店時間までびっしり予約で埋まっていて、新規の予約は断られていました。

シャワーでスッキリ~!!

ノーブラで過ごす訳にはいかないので、泣く泣く洗濯物の中から一枚取り出し、再度着用(涙)

シャワーブースは30分1000円だったと思います。乗り継ぎでの利用なら、割引料金になるようです。

災害時じゃなくても、長時間の移動で、シャワーを利用したい時にも便利だと思いました。

空港のラウンジ

そうそう、tabizuma(タビズマ)は偶然ゴールドカードを一枚所有していたので、カードラウンジが利用できます。

カードラウンジも出る人が少ないので、2時間以上待つのは確実とのことでした。

実はシャワーとラウンジへ予約を入れてからのマックです(笑)

シャワーを終えてラウンジへ戻って来ましたが(すでに2時間以上経過している)、tabizuma(タビズマ)の順番はまだまだ先とのことでした。

ラウンジの周辺に座り、すっかり冷えたマックを食べながら待ちました。

ついに順番が来たので、ラウンジで過ごします。

スマホの充電、Wi-Fi利用、ドリンク飲み放題。

この3つのサービスが、陸の孤島となっている成田空港で、どれだけ価値のあることか!特に温かいドリンクは心を落ち着かせてくれます。これから冷たい床の上で一晩過ごすのですから。

快適空間のラウンジは、tabizuma(タビズマ)が入ってから1時間ほど経った21時で閉店でした。こんな日くらいラウンジ解放してくれてもいいのにな……

場所を確保せよ!

居場所を失ったtabizuma(タビズマ)は一晩過ごす場所を、ラウンジ前の柱にしました。

壁沿いは既に人がびっしりで、tabizuma(タビズマ)が横になって休むスペースはありません。

スーツケースの中から衣類を取り出し、冷たい床に敷きます。フライト中に使う首枕を枕にして、ストールを掛けて横になりました。人が多いせいか、空港のWi-Fiはあまり繋がりません。

災害用アイテムが配られた

23時を過ぎた頃でしょうか。

空港内のアナウンスで「寝袋・水・クラッカーを配ります」と流れました。

場所はよくわからなかったのですが、人の流れに乗って歩きます。

出発ロビーまで行くと、長い行列ができていました。この行列で3つのアイテムがもらえるのか、それぞれ別の行列になっているのか、人が多すぎてわかりません。

寝袋をもらえる行列だと願いながら、とりあえず最後尾を探して並びました。

一時間以上並んでゲット。この行列で3つとも貰うことができました。ついでに「あの空きダンボールも貰っていいですか?」

被災時用グッツ画像

ダンボールを敷いた上に寝袋で寝ましたが、それでも床の冷たさが身に沁みました。

交通機関が復活!

電車は夜のうちに復活したようです。

22時頃、同じインドツアーに参加した人から「今、電車に乗れました!」と連絡をもらいました。

tabizuma(タビズマ)は翌朝6時頃に、バス乗り場へ移動。閉まったままのカウンターに行列が出来ていたので並びました。

カウンターは7時に開店し、tabizuma(タビズマ)は羽田空港行きのバスを確保できました。

8:55 成田空港脱出成功。

さすが!成田空港!

寝袋の行列に並んでいるときも、数が足りなかったらどうしよう……とヒヤヒヤしていましたが大丈夫でした。tabizuma(タビズマ)の後ろにも、倍以上の列が出来ていましたが、「もらえなかったー」という声は聞いていません。

たった一晩で全面復旧できたこと、寝袋などの災害グッズを尋常じゃない数を確保できていたこと、清潔なトイレもあるし、女が一人で寝ていても安全だし、なんだかんだで環境が整っている。

もし閉じ込められたのが、成田空港ではなく海外の地方空港だったら…と思うとゾッとします。そう考えると、成田空港で閉じ込められたことは、ある意味幸運ですね!

長い一日を経てtabizuma(タビズマ)は自宅に戻ることができました。

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